サーバサイド計測機能の概要
サーバーサイド計測機能は、異なるデバイスをまたいでアプリケーションのデータを計測する新しい手法であり、「Meta広告(Facebook広告・Instagram広告)」や「Google アナリティクス 4」などの計測タグを利用することができます。
従来の計測方法では、クライアント側のブラウザ上で測定タグの処理をしていたのに対して、サーバーサイド計測機能では、弊社が管理している測定用サーバー上で測定タグの処理を行うことが可能です。 リリース初期段階では「Meta広告(Facebook広告・Instagram広告)」や「Google アナリティクス 4」のコンバージョンイベント(Purchaseイベント)の計測をサポートしています。
サーバサイド計測プランの利用によるマーチャントのメリット
①パフォーマンスの向上
Pafit Tag Managementのサーバーサイド計測機能を活用すると、その処理をクライアントサイド(エンドユーザー側)のブラウザではなく、サーバーサイドで行うことができます。そのため、クライアントサイドで実行するJavascriptなどのコードが減少し、結果としてWebページの読み込み速度が向上することが期待できます。
②コンバージョン計測漏れの対策
従来のクライアントサイド計測では、以下のような状況でコンバージョン計測が行えないことがありました。
- 計測タグが発火し終わる前に購入者が別ページに遷移することで、計測タグが発火しない
- 購入者のブラウザでアドブロッカーが動作しており、計測タグが正しく発火しない
Pafit Tag Managementのサーバーサイド計測機能は上記のような影響を軽減するための機能です。
クライアント計測(Client-side プラン)との差分
クライアント計測との差分は「イベントの数値」に現れます。
近年の、ITPやCookie規制により、通常の広告管理画面に計上されるコンバージョン数と実コンバージョン数では、2~3割の差分があるとも言われます。
プランの差分は下記の様になっております。
Client-side | Server-side Plus | |
クライアントサイド計測の対応サービス | ||
Googleアナリティクス4(GA4) | ||
ユニバーサルアナリティクス(UA,旧GA) | ||
Google広告 | ||
Meta広告(Facebook広告・Instagram広告) | ||
Yahoo!JAPAN広告 | ||
LINE広告 | ||
Twitter広告 | ||
Snapchat広告 | ||
CVのサーバサイド計測の対応サービス | ||
Googleアナリティクス4(GA4) | ||
Meta広告(Facebook広告・Instagram広告) |
プランの切り替えに関しては、下記のようにPafit Tag Managementの管理画面から行ってください。