Q1. どんなアプリですか?
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Googleタグマネージャーの導入支援
ShopifyのECサイトへのGTM設置・管理を簡略化します。 -
広告・分析サービス向けのデータ送信サポート
Googleアナリティクスや各種広告プラットフォームに対して、商品閲覧・カート追加・購入などのデータを送信できるようにし、データ分析や広告最適化を支援します。
Q2. 利用にはGoogleタグマネージャーが必要ですか?
はい、Googleタグマネージャー(GTM)は必須となります。
Q3. ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の計測タグも設定できますか?
はい、基本的にGTM上で手動で設定していただければ対応可能です。
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購入完了時のコンバージョン計測には、
Custom Event - purchase
トリガーをご利用いただけます。 -
購入金額などを送信する場合は、変数
Data Layer - ecommerce.subtotal
もご活用ください。
⚠️注意:GTMのタグ設定や編集に関してはサポート対象外です。必要に応じて上記の情報を参考にご自身で設定をお願いします。
Q4. GA4の計測設定では何が行われますか?
App Unity Trackingを使うことで、GTM経由でGA4の一部Eコマースイベントが自動的に計測されます。
設定の流れ:
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アプリ上でGA4の設定を行う
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アプリからエクスポートされるGTM設定ファイルをGTMにインポート
これにより、以下のようなイベントが自動設定されます:
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view_item_list
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search
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view_item
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add_to_cart
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remove_from_cart
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begin_checkout
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purchase
※一部テーマとの相性により、すべてのイベントが動作しない場合もあります。
※GA4のイベント仕様については、Googleの公式ドキュメントをご参照ください。
Q5. App Unity Trackingをアンインストール・解約するとどうなりますか?
以下のような影響があります:
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Shopifyストアに埋め込まれたGTMコードが自動的に削除されます
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計測用のデータレイヤー機能が無効化されます
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App Unity Tracking経由で設定していたGTMタグ(GA4や広告サービス)が発火しなくなります
❗️ご注意ください:
GTMにインポートしたタグやトリガー自体は自動削除されません。
必要に応じて、GTM管理画面上で手動削除をお願いします。
Q6. 非PlusプランでもGTMは設置できますか?
はい、App Unity Trackingを利用すれば、Shopify PlusでなくてもGTMを設置可能です。
対応するページは以下の通りです:
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トップページ
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商品ページ
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カートページ
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決済画面(情報・配送・支払いページ)
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注文完了ページ(購入完了ページ)
特に、決済画面・注文完了ページへのGTM設置は、ShopifyのWeb Pixels機能を用いたコード追加により実現しています。
Q7. プランごとの機能の違いは?
App Unity Trackingでは、「クライアントサイド計測プラン」「Yahoo!広告 CV計測機能プラン」「サーバーサイド計測プラン」の3つのプランを提供しています。プランごとの機能差分は以下となります。
クライアントサイド計測 プラン |
Yahoo!広告 CV計測機能 プラン |
サーバーサイド計測 プラン |
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クライアントサイド計測の対応サービス | |||
Googleアナリティクス4(GA4) | ![]() |
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Google広告 | ![]() |
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Meta広告(Facebook広告・Instagram広告) | ![]() |
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X広告(Twitter広告) | ![]() |
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Snapchat広告 | ![]() |
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LINE広告 | ![]() |
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TIKTOK広告 | ![]() |
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MICROSOFT広告 | ![]() |
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Yahoo!広告 ディスプレイ広告(リターゲティング) | ![]() |
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Yahoo!広告 検索広告(リターゲティング) | ![]() |
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Yahoo!広告 ディスプレイ(コンバージョン) | ![]() |
![]() |
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Yahoo!広告 検索広告(コンバージョン) | ![]() |
![]() |
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CVのサーバサイド計測の対応サービス | |||
Googleアナリティクス4(GA4) | ![]() |
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Meta広告(Facebook広告・Instagram広告) | ![]() |
Q8. サーバーサイド計測(CAPI)とは何ですか?
従来の「クライアントサイド計測」では、ユーザーのブラウザ上でタグ(JavaScriptなど)が動作し、データが送信されていました。一方、サーバーサイド計測では、弊社が管理するサーバー側からタグを送信することで、より安定した計測を実現します。
対応しているサービス(一例):
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Meta広告(Facebook・Instagram)のコンバージョンイベント(例:Purchase)
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Google アナリティクス 4(GA4)のイベント送信
Q9. サーバーサイド計測プランを利用するメリットは?
① ページ速度の向上(パフォーマンス改善)
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タグの実行処理がサーバー側で行われるため、ブラウザ上の処理が軽減されます。
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結果として、ページの表示速度が向上し、ユーザー体験の改善にもつながります。
② コンバージョン計測漏れの防止
以下のようなケースで起こる「計測漏れ」を防げます:
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タグが発火する前にユーザーがページを離れてしまう
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広告ブロッカー(Ad Blocker)が動作していて、タグが無効化される
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iOSのITPやブラウザのCookie制限により、従来の計測では精度が下がる
💡実際、広告レポート上のコンバージョン数と実際の成果には2〜3割のズレがあると言われています。サーバーサイド計測はこのギャップを埋めるための有効な手段です。