目次
前提
- アプリのインストールと初期設定を完了し、Googleタグマネージャーの設定が完了している必要があります。
- この記事ではYahoo! JAPAN広告のコンバージョン計測タグの動作確認の方法を説明しています。
- 注意
- あくまで計測タグがGoogle Chromeで発火しているかを確認する方法です。
- Yahoo! JAPAN広告の管理画面でコンバージョン数を確認するには、Yahoo! JAPAN広告経由で購入を完了する必要があります。
- Google検索経由などの購入完了は、Yahoo! JAPAN広告の管理画面でコンバージョンとして確認することはできません。
デバッグ方法
Yahoo! JAPAN広告のコンバージョンタグなどの計測タグが正しく設定されているかを確認するための方法をご紹介します。
ディスプレイ広告のコンバージョン計測の確認
- Google Chromeなどのデベロッパーツールを開きます。
- Shopifyストアでテスト注文を行い、注文完了画面を表示します。
Networkを選択し、「b90.yahoo.co.jp」と検索します。 - HeadersのRequest URLが「https://b90.yahoo.co.jp/c?yahoo_ydn_conv_io=設定したコンバージョンID&yahoo_ydn_conv_label=設定したラベル……」のようになっていることを確認します。
また、Status Codeが「200」であることを確認します。 - 上記の設定内容を確認して、確認作業は終了となります。
検索広告のコンバージョン計測の確認
- 同様にGoogle Chromeなどのデベロッパーツールを開きます。
- Shopifyストアでテスト注文を行い、注文完了画面を表示します。
Networkを選択し、「b91.yahoo.co.jp」と検索します。 - HeadersのRequest URLが「https://b91.yahoo.co.jp/pagead/conversion/設定したコンバージョンID/?random=XXXXXX……」のようになっていることを確認します。
また、Status Codeが「200」であることを確認します。 - 上記の設定内容を確認して、確認作業は終了となります。
コンバージョン計測について
- 今回の例では、「b90.yahoo.co.jp」、「b91.yahoo.co.jp」へのリクエストは、Googleタグマネージャーのコンバージョン計測タグが発火しているということになります。
- ただし、Yahoo! JAPAN広告の管理画面でコンバージョン数を確認するには、Yahoo! JAPAN広告経由で購入を完了する必要があります。Google検索経由などの購入完了は、Yahoo! JAPAN広告の管理画面でコンバージョンとして確認することはできません。
その他注意点
- Yahoo! JAPAN広告の管理画面でコンバージョン数を確認するには、Yahoo! JAPAN広告経由で購入を完了する必要があります。
- Google検索経由などの購入完了は、Yahoo! JAPAN広告の管理画面でコンバージョンとして確認することはできません。
- Yahoo! JAPAN広告をクリックした場合、Cookieやローカルストレージに以下の情報が保存されます。以下の情報が保存されていない場合、Yahoo! JAPAN広告をクリックした場合でも管理画面のコンバージョン数にカウントされないことがあります。
- ディスプレイ広告:_ycl_yjad
- 検索広告:_ycl_<コンバージョンID>_aw
- 参考資料
↑Cookieに保存されたycl_yjadの例
- ↑ローカルストレージに保存された_ycl_<コンバージョンID>_awの例
- 注文完了の際、Cookieやローカルストレージに保存された値が「b91.yahoo.co.jp」などへのリクエストに含まれていれば、Yahoo!広告経由でコンバージョンが発生したことをYahoo!広告側に伝えられます。
Yahoo!検索広告の場合はgclawパラメータがあるかを確認します。
参考記事
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/ss/articledetail?lan=ja&aid=16943
https://ads-help.yahoo.co.jp/yahooads/search/articledetail?lan=ja&aid=80139&o=default